ダークナイト

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1989年に始まった映画バットマン・シリーズは、当初監督をティム・バートンが手掛けたこともあって、ダークでゴシックなんだけどコミカルな映画でした。もちろんあれはあれで好きな映画でした。そもそもあの頃のバットマンは、バットマンの俳優は毎回チェンジして(マイケル・キートンは2回やりましたが)、敵役を大物スターが「怪演」するというお約束映画でしたね。

ところが前作バットマン・ビギンズからは路線ががらりと変わり、大人向けのバットマンというか、少々ストーリーに理屈の多いバットマンになってしまいました。どうやら映画界では続編ブームも限界のようで、それならということで既存の続編モノをもう一度最初からやり直そうというルネサンスでも始まったのでしょう。私の好きな007シリーズもカジノロワイヤルで仕切り直しになりましたし(苦笑)

さてここまで書いて肝心の新作映画ダークナイトですが、すごい映画だと思いました。10年に数本しかない傑作の一つだと思われます。2時間を超える長尺にもかかわらず、ストーリーは秀逸で、今回が遺作となってしまったジョーカー役のヒース・レンジャーもまさに「怪演」で、なんだか本当に実在しているんじゃないかと思えるくらい背筋の凍る演技でした。惜しむらくはレイチェルでしょうか。前回とは異なるキャストになりましたが、ブルースとハーベイとの三角関係という駆け引きも重要なストーリーであったはずなのに、あまり美人ではなかった(すいません)ため、途中でその存在を忘れてしまっていました。ここだけちょっと残念です。

まだ公開されたばかりなのでネタバレ的な話が書けないのが残念ですが、もう一度劇場で見たいと思わせる久々の映画でした。

で、バットマンの今後ですが、前回同様、続編を期待させるようなラストでしたが、続編もクリストファー・ノーラン監督、主演がクリスチャン・ベイルだとしたら「ロビンなんていらない」と言い出しそうだなぁと予想しておきます。

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