私が小中学生のときだったら泣いて喜んだソフトウェアです。
窓の杜 - 【NEWS】オンキヨー、ラジオ放送を丸ごと録音していつでも聞けるようにする「MuFi」
特殊なハードなしで、ラジオをPCにライン入力で接続し、あとは垂れ流し状態でラジオ放送を録音。あとは番組DBと連携して、聞きたい番組や音楽を検索できる仕組みのようです。アイデアですね。
この話を知って、遠い昔のことを思い出しました。
私もみなさんと同じ(?)で、小学生の高学年くらいになると毎晩遅くまでラジオの深夜放送を聞いていました。でも、運動部にも入っていたので家に帰るとクタクタで、オールナイト・ニッポンとかよく聞き逃して残念な思いをしていました。
小学6年生になるとマンモス校だった小学校が分割され、近所の新しい学校に通うようになったのですが、新設校だけあって全教室にテレビがあり、放送室からテレビ放送できる仕組みもあったのです。そんな中、当時理科大好き少年だった私はお昼の放送で天気予報を担当することになり、今で言う「お天気お姉さん」ならぬお天気お兄さんを始めることになりました。
今でこそ気象予報士という資格がありますが、もちろん当時そんなものもなく、独学で天気予報を行いました。もちろん有資格者ではないのでタイトルは「天気予想」。毎晩NHKラジオで放送される気象通報を聞き、それを元に天気図を作り、翌日のお昼には天気予想のキャスターを務めていたのです。
ところが前述の通り、学校の授業が終ると運動部で疲れて帰ってくるので、眠ってしまって夜の9時だったか10時だったかの気象通報を聞き逃しそうなことが何度もありました。
そこでまず私は学習机の目覚まし時計に注目しました。昔の学習机って、電動鉛筆削りや目覚まし時計が内蔵されていたでしょ?(笑)。しかも当時の目覚まし時計はアナログで、アラームも電子音などではありません。電磁石の原理を応用したブザーです。私はこれを分解し、ブザー部分を改造して、今で言うリレースイッチにしてケーブルを取り付けました。ケーブルの先端には2.5φのピンジャックを取り付けます。
次に当時のラジカセを覚えているでしょうか。イヤホン端子は3.5φでしたが、一部のラジカセには2.5φのジャックがついていて、これを「リモートなんとか(!)」と呼んでいました。昔のラジカセは録音ボタンは押しこむと、連動して録音ヘッドがテープにひっつく仕様だったことも覚えてますか?このときプレイボタンも一緒に押す必要がありましたよね。そうすると録音が始まるわけです。
このとき「リモートなんとか(!)」端子が重要になります。何もしないで録音操作を行うと本当に録音が始まってしまうのですが、このジャックに挿したケーブルをループバックさせる(記憶が曖昧なのでループバックを解除するが本当かもしれません)と録音操作を行ってもテープが回らない仕様になっていたのです。そしてループバックを解除すると録音が始まるのです。(逆だったかもしれません)
つまり私は改造した目覚まし時計をタイマーとして利用し、夜の気象通報を毎晩録音していたのです。え?録音後どうやって止めたかって?昔のラジカセにはオートリバースがなかったので、テープが最後まで回ると、ガチャッという音がして録音ボタンが解除されていたのです。
... と、このソフトを知って、30年近く前のことを思い出しました。


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